人間は、大腸なしでも健康に生活できるのでは?
極めて吸収の良い「必須栄養素の点滴」だけで元気に生活できないように、
人間は大腸なしでは健康な生活を決しておくれません。
体を作ったりエネルギーを作るアミノ酸やブドウ糖等の栄養素だけでは不足なのです。
動物であるヒトの生命力とは「免疫力」なのです。
人体は絶えず内面からも外部からも生存に関わるほどの攻撃を受けています。
生体防衛システムである免疫力なしでは一日たりとも生存できないのです。
そして大腸はこの免疫力を支える基本免疫物質を絶えず大量生産して、
全身に供給している極めて大事な場所なのです。
人間を含め全ての動物は、他の生き物が生産した物なしには生きられない「従属栄養生物」です。
人間は自分の大腸の中に生息している、100種100兆の微生物達によって生かされているのです。


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